SHIINBLOG

あ、ちょっと考えてみたんだけどさ。

ほとんど自分向け、時々外向けの文章を載せる備忘録用ブログです。

2016年の振り返りと2017年の抱負

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(↑大好きな映画「LIFE!」の主人公 原題「The Secret Life of Walter Mitty」)

自分を客観視できるようになったのは最近でした。おそらく大学2年の終わり頃だったと思います。自分ひとりの力ではどうしようもない状況に直面した時に、人生で初めて他人と向き合い、結果的に自分と向き合うことになりました。

それまでの間は世の中で起きていることに対して中途半端な分析をしていただけですが、近年は自分自身を俯瞰し、ある程度コントロールできるようになったように思います。

そのおかげで晴れてようやく、本当の意味での振り返りができるようになったので、自分が後で読み返すために纏めます。

2016年の振り返り

1~3月 就活とインターン

この時期は就活とインターン(平均週4勤務)@リブセンスに勤しみました。

この就活の時期に日本中のどの就活生よりも自分の人生について考えた自信があります。終わりのない自己理解で落としどころを探していた時に、武井壮さんが「誰よりも自分の体を思った通りに動かす練習をした自信がある」と言っているのをたまたま聞いて、自分も、頭の中で他の誰よりも自己理解ができたという自信を持てるまで必ずやろうと決めたことを覚えています。

池袋のおしゃれなカフェに肩身狭い思いをしながら5時間粘って、A4用紙に書き殴っていたのは良い思い出です。友達や後輩に質問された時に自信を持って深堀してあげられるのはこの自信があるからだと思います。

インターンではようやく仕事がなんとなくわかってきた(周りから見ればおそらく戦力にすらなっていませんが)ため楽しくなってきたのと、就活が不安過ぎて遠出をしたくなかったことから、打ち込んでいた記憶があります。この時社員の方々には本当に優しくしてもらったなと思っています。感謝しかありません。

その他にはアイセックの同期とスノボしに行きました。めちゃめちゃ楽しかったです。最近会ってないからみんなにまた会いたいな。

4~6月 就活、大学講義、インターン

この時期は引き続き就活とインターンを続ける中、大学の講義が始まりました。後期に単位を残さないように多めに受講していました。その3つでかなりの時間を持っていかれたと思います。

この時期は結果的にまだ就活が続いていた(というよりも再開した)こともあり、他のことに時間を割くだけの精神的なキャパがなかったこともありますが、全体的にお休み期間だったように思います。

何か新しいことにのめり込むわけでもなく、自分に対する自問自答の時間でした。この時期に「どんな人生を生きたいのか」の答えを自分なりに見つけました。

兄貴がデンマークに仕事をしに行き、自分も頑張らないとと焦っていた記憶があります。

7~9月 クラウドワークスでのインターンと選管

夏休みになりました。リブセンスでのインターンを卒業し、クラウドワークスでインターンを始めました。自分にとって新しい環境はやはり刺激的で、夏休みの間は平均週4ペースで出社していました。微力ながら自分に課せられた目標をなんとか達成できてホッとした記憶があります。

アイセックの同期と行った韓国も死ぬほど楽しかったです。久々にあんなに笑いました。やっぱりサークルの同期っていいですね。また会いたいな(2回目)ちゃんと自分から誘えるようになろう、うん。

またこの時期からアイセックの選管がスタートしました。タイムラインからある程度遅れていても、方針やコンセプト決めをスルーせずにこの時期に突き詰めたのは、今までの経験から土台がふらつくと後半にさらに時間がかかってしまうことを色んな経験(主に不動産インターン)から学んでいたからです。この時、直感的にではなく、過去の経験からの学びを言語化して目の前のことに適用させたこと自体に対する喜びがありました。

10~12月 インターンと選管

夏に引き続き、インターンと選管に時間を割きました。

インターンでは業務内容が予定とは変わり、新規事業の部署に配属されました。自分のやりたいことがふわわふしている(というか全部楽しいので絞り切れていない)が故に上司に迷惑をかけていました。目の前の仕事には一生懸命になり、反省しながら進んでいたつもりはありますが、コミットが足りておらずチームの皆様にも迷惑をおかけしてしまいました。

学生生活の残り時間が目に見えて減ってきたこの時期にはついつい色々なことに手を出したいという欲が強まり、アフィリエイトやプログラミングにも手を出し始めました。筋トレも再開したため時間がきつきつになり、時間管理に追われましたが、ある程度充実した日々を送っていました。ただ友達に会う時間が確実に減っていたように思います。さみしい。

1年を通して他にやったこと

大きく時間を使ったものを流れに沿って書いてみましたが、他にもたくさん楽しいことはありました。

去年の年始にやりたいことリストを書きましたが、自分の想像以上に消化できたなと思います。

ずっと見たかったミュージカルやサーカスでは、劇団四季で「ライオンキング」「エクウス」「マンマ・ミーア」を観れたし、シルク・ド・ソレイユも観に行きました。

船釣りやスカイダイビング、牡蠣食べ放題、箱根まで歩く旅、ゲストハウス、宅飲み...なども一緒にいて楽しい友達とできました。

彼女とも、ディズニー、初島(静岡)、箱根、金沢、お台場、BBQ、三浦半島,,,と色んな所に行きましたし、ペアリングも作ったりしました(が、太った結果指に入らなくなりましたw)

やりたいことを我慢せずにひたすら体験するということを掲げていましたが、割と達成できたんじゃないかと思います。

2016年をまとめると...

「目の前のことに一生懸命になった年」そして「みんなと過ごすことの楽しさを知った年」でした。

ちなみに年始に立てた目標はこんな感じでした。(自分のFBより)

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時間を多く使った順に、就活、インターン、大学講義ですが、それぞれ目の前にあることに対してある程度の時間と力を注いで取り組んでいました。

特に就活に関しては全く妥協をしなかったといえる自信があり、人生の大きな選択を考え切ったのは良かったと思いますし、この時期に深く考えた事は必ずこれからの人生で活きてくると思います。上に貼った目標を達成できていますね。人生への迷いをある程度払拭できたように思います。

その一方で、自分の時間の使い道に関して、バランスを取りすぎていたような感覚もあります。大学2年生の時に、事業(イベント立案)に奔走しすぎた結果、むなしくなったしまった経験から、大学後半は割と素直に自分の欲望に従った単純な消費の時間を増やしていましたが、それはそれで自分で満足ができませんでした。

「唯一人間に等しく与えられた1日24時間という希少な資源をどう使うのか」の問いに対する答えこそが人生そのものだと思っていますが、自分の中で何に時間を使うべきなのかの答えが出来上がっていません。

就活のおかげで価値観の言語化や生きたい人生は固まっていますが、結局優先順位付けをしなければ時間を割り振ることはできず、毎年毎年、時間を使わなかった側のことに対して後悔をするという繰り返しが起きてしまっています。

また、その際に時間を使った側による楽しさを見逃しがちな性格なので、しっかりと目を向けて喜びを噛み締めなければなりません。

単純化すると

  • 自分も賛同している、社会的な成果やミッション達成への努力
  • 友達や彼女との楽しい時間
  • 自分1人での消費(映画、Youtube、楽しい読書...)
  • 自分1人での投資(筋トレ、戦略的読書、ストレッチ...)

の4種類が自分にはあります。ここのバランスをどうしていくか。

来年は自分で完璧に満足できる時間配分にしてみたいですね。(もしかしたら答えは時間配分ではなく、各時間に対する本気度なのかもしれません)

ただ最後に覚書として残しておきたいのは、友達やチームメンバーと心が通じ合っていない努力は、後からあまり思い出せないということです。自分でわざわざ記録として残しておかない限り、思い出すのが難しい。その一方で友達や彼女との時間は少ない時間であっても鮮明に思い出すことができます。

それはつまり、内気な自分でも、他の人と過ごした時間をとても楽しく思っているよ、ということです。

今までは「なにをやるか」こそ重要であると思い、「誰とやるかが重要だ」と言っている人をあまり理解できていませんでしたが、今年でようやく誰とやるかが大事なんだなとわかるようになりました。これは僕にとって大きな財産だと思います。意味の分からないことをわめきたてる癖がある僕に優しく接してくれた皆さんに本当に感謝しかありません。

↓年末に見たハンターハンターの名言(ハンターハンター好きになったw)

「大切なものはほしいものより先に来た」

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オレはいつも現在オレが必要としてるものを追ってる。実はその先にある「本当に欲しいもの」なんてどうでもいいくらいにな。ネットで知り合って、オフ会で意気投合したそいつらは皆オレより年上で、普通の会社員や院生やフリーターだったりした。オレの素性と計画を打ち明けたら連中は、法人設立に関わる雑事を進んでこなし、なけなしの生活費から寄付までくれた。念願かなって、王墓の中に足を踏み入れたとき、オレが一番嬉しかったのは、ずっと願ってた王墓の「真実」を目の当たりにした事じゃなく、一緒に中へ入った連中と顔を見合わせて握手した瞬間だった。そいつらは今も無償で役員をしながら、オレに生きた情報をくれる。この連中と比べたら、王墓の「真実」はただのおまけさ。大切なものは、欲しいものより先に来た。

                ジン=フリークスHUNTER×HUNTER 

結局は、自分の夢や達成したいことに関しても、周りの人間を楽しく巻き込んでいけばどっちみち最高の時間になるのには変わりないということですね。来年はここを本当に意識していきたいです。

2017年の抱負

僕は反省厨なので、振り返りが長くなってしまいました。ここからは抱負を簡潔に纏めておきたいと思います。

人との繋がりを大切にする

振り返りでも書きましたが、結局の所自分の人生を色づけるのは「何を達成したか」ではなく、「如何に楽しくて濃密な時間を(他の人と一緒に)過ごしたか」だと気が付きました。

今まで他人との関わりをなるべく減らそうとしてきてしまいましたが、今年は出会った人全員に対して、心を開き自分から楽しい関係を築けるように準備と努力をしたいと思います。

(準備 : 目の前の事に全力を出す、ビジョンとストーリーを常に持つ、自己紹介考える)

(努力 : 親友レベルまで仲良くはなっていない人に自分から話しかけたり誘ったりする)

中長期の目標を大切にする

自分は忙しいと満足してしまう性質で、目の前の漸進的な改善に気を取られ、全体感を失いやすい。そのことを意識しながら、2~3年の目標を常に念頭に置いて時間の使い方の方向性を見失わないようにしていきたいです。もちろん目の前のことには全力で臨みます。

自分の強みを大切にする

今まではずっと自分のできないことにばかり焦点を当ててしまっていました。去年からは強みを意識するようにしましたが、なかなか実践できていません。今年こそは強みを伸ばし、「OOOなら平山」と言われるよう努力をしたいと思います。去年できなかったことから学び、自分の強みとその活用法を常に目に見えるところに置いておきたいと思います。

ある分野の専門知識、最新知識、人の情緒の機敏に関する知識を大量に蓄積し(収集審、調和性、回復志向、共感性)

革新的なアイデアや冷静で合理的な判断を、文章執筆や共有を通じて養います(内省、着想、適応性)

また高い目標を掲げ、他者への称賛と自己の主張により、チームを前進させます(慎重さ、親密性、公平性)

 情報はなるべく蓄積する

この記事然りですが、やはり目標を記録しておかないと後から反省することも難しいです。また楽しかったことはアウトプットスタートにはならないような範囲で溜め込んでいきたいです。思い出すのはすごく楽しいです。

なるべく溜め込んでいきながら今年も、「今までの人生で一番充実した年だった」と言えるように頑張りたいと思います。

またやりたいことリストを書き直して、たくさん経験していきたいと思います。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

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